モノ・クロ
ふと隣に座っていた風宮さんが立ち上がった。
「あっあの!」
三人の視線が風宮さんに集まる。
「私何か買ってきましょうか!?」
中村さんが勢いよく立つ。
「いいのぉー!?麗ちん優しー!じゃあ由美はぁ苺オ「お前が行け。」
小林くんがペンを滑らせる手を止めないで言う。
「えぇー由美はしんど「いいから行け。」
パタン
「小林くん…つくづく君を尊敬するよ。」
ぺこりと小林くんは頭を下げた。
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