御正月の詩
この行事を始めた当初は

2時間を越えた辺りから指が痛くなり、3時間を越えた辺りから感覚がなくなって力が入らなくなってくる。

それが当たり前だった。


しかし、なれとは恐ろしいもので、練習や経験を重ねるごとに明らかに持久力は伸びた。

もう一つ恐ろしいのが、音に精神状態が顕著に現れること。

たまに自分でも違いが分かるほど極端に、強さや流れが変わることがある。

自覚がでるほどだから、自覚がないときでも聞く人によっては見抜いてしまうだろう。
< 7 / 22 >

この作品をシェア

pagetop