リクエストを基にした・【Kiss】シリーズ 『純愛』・5
「うん。でもキミがそう感じる必要はないんだよ?」

「えっ…」

思わず顔を戻すと、先輩の顔が間近に迫っていました。

「だってオレの好きな女の子って、キミのことなんだから」

にっこり微笑むと、先輩は軽く私の唇に触れました。

…これって…!

「なっ!」

キス!?

両手で唇を隠します!

顔が音を立てて、赤くなります!

「…ホントに素直で可愛いなぁ」

今度はいきなり抱きつかれました!

あまりの展開の速さに、目が回ってきました…。

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