きいろいアヒル
私は、ベッドに腰掛けた。


そんな私を、制服のポッケから、アヒルちゃんが私を見ていた。



私とアヒルちゃんは見つめあう。



じーっ。



“元気を出して”



と、そういう風に訴えているように聞こえた。



うん、頑張るね。



ありがとう、アヒルちゃん。



ありがとう……沢原くん。
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