みつめていた。
あれから、1週間が経った。
彼女はあれ以来、あの時間になっても俺の目の前には現れなかった。
やっぱり、あの変態みたいなナンパみたいな発言が悪かったか・・・?
「お前どうした?」
友達が心配するぐらい俺は病んでいた。
たった3日見ただけの彼女が気になる。
たった1回しか話したことがないのに気になる。
「ハァ・・・俺ハマりすぎだろ」
ため息しか出ない。
「信・・・?」
「なに?」
「お前ここ間違えてる」
「え・・・」
バカだ。病んでいても仕事だけはちゃんとしないといけないのに、やってしまった。
ちょっとしたミス。
でもミスはミス。
親友の宏太が教えてくれないと大惨事になってしまっていたかもしれない。
「宏太、サンキュ」
「今日さ飲みに行かね?なんで元気ねーのか聞きてーし」
「・・・おう」
宏太と飲みに行くことを約束すると、もう1度気合いを入れて、パソコンに向かった。