ありったけの愛を込めて
「宮内遅いわ!!お前あんだけ遅れるな言うたのに」
「すいません!本当にすいません」
そして散々怒られた後バスは出発
私がバスの中に入るともうみんな座っていて私は一番前の席だった
ちなみに隣の席は
私の少し前に遅れて来た
らしい中沢だった
先生は、一番後ろかぁ……隣にいる子は誰だろう
多分Aの子だろうな
この塾人多くてクラス違って学校も違ったら誰か分かんないだよね
一番後ろと一番前
バスに乗ってる時間なんてそんなに長くないけど
少しでも近くにいたかったな……
あーあ……遅刻なんてしなかったら隣にいれたかもしれないのに
私のバカ
「あーお前と隣なんて最っ悪」