ありったけの愛を込めて



「うん!大好き!先生がいるから塾来てるようなもんだもん」



「でも恋じゃないんでしょ?」



「うん。まず恋っていうのがどんなものなのかも分かんない」



「うーん……何かねぇその人のことを考えると自然に笑顔になってドキドキして毎日会いたくて会いたくてたまんないの。まぁこれは美月論だけど」



その人の事を考えると笑顔に

会いたくて会いたくてたまんない………




「んー……何かイマイチ分かんないんだよねー」




「はぁー言った美月が無駄だったか……まぁいつか分かるって」



――ガラッ


「授業始めるぞー」



先生が入って来た事によって美月とあたしの会話は終わった



でも

あたしの頭の中は美月の言った言葉ばっかり考えていた




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