先輩とおいらの5年カン!!
ふすまを開けたら、そこはパラダイスだった。
「先輩、起きてます?」
「おお。いよぅ☆」
いよぅ☆
じゃねーよ。。。
タクシー捕まえんの大変だったんだぞ、ってか半額でいいから今すぐ金だせよ、タクシーの運転手にわざと違った道教えんなよ、その状態でコンビニ寄ろうとするんじゃねーよ、おいらより高いアイスかってんじゃねーよ
という思いが渦巻くなか、そのイライラをこらえて、おいらは平常心を保ちながら接した。
「あの、私、帰りますんで、おつかれさまでした」
と告げ、ふすまを閉めようとした瞬間だった。
「京都をねぇ…」
…はぁ?京都?
今先輩、京都って言ったよな??
「京都がどうかしたんですか?」
かわいそうだから、一応聞いてみてあげる。
「うん、京都をあげたの。全部」
スケールの大きい寝言だな…
「誰にあげたんですか?」
「お医者さんみたいな、仙人みたいな人~」
…だれだよ!?
つーか、どっちだよ!!
くっくっくっと笑いをこらえながら、面白れーなーと会話を続けてみる
「誰です?その人?」
「んー、ZZZ」
寝たーー!!この状況で寝たよこの人!!
その瞬間、おいらは先輩の布団を引っぺがし、胸をゆすった
「ねぇ!だれ!?だれなのっぉおお!!??」
気になる
所詮、寝言や夢かもしれない。だが、仙人や医者みたいな人ってだれだよ!?京都のどの辺からどこまであげたんよ??
「うっ…うわぁ!あぇ?ゆかりっち??」
残念、目をさましてしまった。これでは覚えていないだろう…
「あの、帰ります、飲み会からの帰りのタクシー代は後日、精算させていただきますんで、これで」
と言い残し、ぽかーんというか、ぼーっとしている先輩を置き去りにして玄関をでた。
「先輩、起きてます?」
「おお。いよぅ☆」
いよぅ☆
じゃねーよ。。。
タクシー捕まえんの大変だったんだぞ、ってか半額でいいから今すぐ金だせよ、タクシーの運転手にわざと違った道教えんなよ、その状態でコンビニ寄ろうとするんじゃねーよ、おいらより高いアイスかってんじゃねーよ
という思いが渦巻くなか、そのイライラをこらえて、おいらは平常心を保ちながら接した。
「あの、私、帰りますんで、おつかれさまでした」
と告げ、ふすまを閉めようとした瞬間だった。
「京都をねぇ…」
…はぁ?京都?
今先輩、京都って言ったよな??
「京都がどうかしたんですか?」
かわいそうだから、一応聞いてみてあげる。
「うん、京都をあげたの。全部」
スケールの大きい寝言だな…
「誰にあげたんですか?」
「お医者さんみたいな、仙人みたいな人~」
…だれだよ!?
つーか、どっちだよ!!
くっくっくっと笑いをこらえながら、面白れーなーと会話を続けてみる
「誰です?その人?」
「んー、ZZZ」
寝たーー!!この状況で寝たよこの人!!
その瞬間、おいらは先輩の布団を引っぺがし、胸をゆすった
「ねぇ!だれ!?だれなのっぉおお!!??」
気になる
所詮、寝言や夢かもしれない。だが、仙人や医者みたいな人ってだれだよ!?京都のどの辺からどこまであげたんよ??
「うっ…うわぁ!あぇ?ゆかりっち??」
残念、目をさましてしまった。これでは覚えていないだろう…
「あの、帰ります、飲み会からの帰りのタクシー代は後日、精算させていただきますんで、これで」
と言い残し、ぽかーんというか、ぼーっとしている先輩を置き去りにして玄関をでた。