あなたがくれたクローバー




「ごめん…私2人には悪いけど…順位はどうでもいいと思っているから…」


「何言ってんの!精一杯やったんだから、いいじゃん!?」


「そうだよ!?俺らも精一杯やったんだから、順位なんて気にしてねぇ〜よ!」




2人共本当優しい。



「それでは!出場者のリーダーはステージに来て下さい!」


「行ってくるね!」



私は、手を振ってステージに出た。



ステージからお母さんが見えた。



下を向いて、泣いているようだ…





「第十一回目の優勝者は…」


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