あなたがくれたクローバー
「………。」
みんな手を合わせて優勝を願っている。
「STARの大切な人です!」
「嘘!?やった〜!」
優勝者は、私の隣の子だった。
2位と、3位のグループのリーダーも呼ばれた。
3人共凄い嬉しそうに喜んでいる。
「続いて今回だけの特別賞として、クローバーのPathが選ばれました!」
えっ!?
特別賞…?
「草原美紗さん!どうぞ前へ!」
私は、訳がわからないまま前へ出た。
「貴方のPathは、今までにない曲で、とても感動しました。なので、今回だけの特別賞として賞金壱万円と賞状を贈らせてもらいます。」
パチパチパチ