あなたがくれたクローバー




結局見つからないまま、会場に着いた。



まず、ステージの辺りから。



「ないな…」


「おい!」



ビクッ!


「なんだ…甲斐か…」


「なんだとは、なんだよ…」


「追って来てくれたの?」


「自分の女1人で行かせる訳ねぇ〜だろ?」


「ありがと…」


「新しいのくらい買ってやんのに…まぁ、2人で探した方が効率いいだろ?」


「誓いのペンダントだから…私の宝物だし…」



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