あなたがくれたクローバー
ついに明日はコンテスト…
緊張する…
でも、1番緊張してるのはきっと美紗…
だから、俺がしっかりしないと!
美紗は、俺にとって、たった1つの生きる希望。
暗闇に光る光。
俺は…美紗に救われた…
きっと美紗がいなかったら…
今、俺はいない…
俺…美紗のためなら死ぬのも怖くねぇ〜や!
明日…
プロポーズする!
一生、美紗だけは…
離したくない…
プロポーズっても高校卒業して、大学にも行って、ちゃんと仕事見つけてからだけど…
高卒とかでは、きっと美紗を幸せには出来ないから…
俺は、一刻も早く結婚したいんだけど…
親にも認めてもらって、初めて美紗を幸せに出来たことになるから…
時間は、掛かっていい…
ゆっくりゆっくりでいいから、確実に…
絶対美紗だけは、離さない!
美紗には、絶対幸せになって欲しい!
ボロボロ
「甲斐…」
甲斐は、私が思っているより、ずっと前から、ずっと想っていてくれた。
プロポーズするつもりだったんだ…
私は、甲斐を全然わかっていなかった。
甲斐は、もっと軽い気持ちで、私の方がずっと想っていると思っていた。
でも、違った。
甲斐は、本当の本当に私を大事にしていてくれた。