あなたがくれたクローバー



「それ……今作ったの…?」


「おう!」


「すご〜い!」


なるほど!

これならいけるかも!


「だろ!?」


自慢気に言いながら、笑顔を見せる甲斐。



ドキッ


キーンコーンカーンコーン


チャイムが鳴った。




「あ!ごめん!戻んなきゃ!」



ドキッっとしたことを隠すように逃げようとした私を、


「待てよ!」


甲斐が止める。



ドキッ






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