あなたがくれたクローバー
キーンコーンカーンコーン
チャイムが鳴った。
「あ〜全然進まなかった!」
「まぁ、ゆっくり考えていこうぜ?」
「うん…」
「行こうぜ!」
私達は、教室まで一緒に行くことにした。
何かいい言葉ないかな…?
長い長い廊下を歩きながら歌詞を考える。
「なぁ!美紗!」
「ん?」
「運命ってすごくね?」
「運命?」
「おう!だってさ!みんな自分の人生歩んでる中で、たまたまその人に出会うんだぜ?」
「?」
私は、甲斐が言ったることがよくわからなかった。