大空の唄
変化球 -SORA-
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「しょーくん?」
ライブも無事終わり楽屋に帰った俺は
真っ先に翔のもとに向かった
アイツがあんな特等席に要たのは
コイツの仕業に違いない、絶対に…
「よっ!今日も良い声してたぜ」
色男めっとつついてくる手を払いのけ
キッと睨み付ける
「しらばっくれんなよ」
案の定翔は「バレた?」
と舌をペロッと出す
バレた?じゃねーよ!!
「何?動揺してるの?」
あの空が?とでも言いたげな目を向けてくる翔
「はぁ!?動揺なんて…」
「してないなんて言わせない
久しぶりに緊張感ある空の顔見たよ」
「してねーっつの!!」
誰が今更、動揺なんて…緊張なんてするもんか
俺はそう言って翔から背を向け
カツラと眼鏡と着替えを持つ
「どこ行くの?」
不思議そうに首を傾げる陽に
八つ当たりのように
「自販機!!」
そう言って部屋を出た
「しょーくん?」
ライブも無事終わり楽屋に帰った俺は
真っ先に翔のもとに向かった
アイツがあんな特等席に要たのは
コイツの仕業に違いない、絶対に…
「よっ!今日も良い声してたぜ」
色男めっとつついてくる手を払いのけ
キッと睨み付ける
「しらばっくれんなよ」
案の定翔は「バレた?」
と舌をペロッと出す
バレた?じゃねーよ!!
「何?動揺してるの?」
あの空が?とでも言いたげな目を向けてくる翔
「はぁ!?動揺なんて…」
「してないなんて言わせない
久しぶりに緊張感ある空の顔見たよ」
「してねーっつの!!」
誰が今更、動揺なんて…緊張なんてするもんか
俺はそう言って翔から背を向け
カツラと眼鏡と着替えを持つ
「どこ行くの?」
不思議そうに首を傾げる陽に
八つ当たりのように
「自販機!!」
そう言って部屋を出た