大空の唄
褐色の空 -SORA-
*************
最近俺はどこか情緒不安定な気がする
イライラしたかと思えば
急に温かい気持ちになって
過去に足を引っ張られて
今有るもの全てを疑って
何も感じないはずの荒んだ心に小さな波が発つ
今日の撮影だって…憂鬱で仕方ない
まあ、Rainの撮影だからかもしれないけど…
「何か、さー」
今日ばかりは翔と陽も浮かない顔をしていた
いつもはウザいぐらいハイテンションなくせに
「嫌な予感がするんだよね」
翔の声に陽もうなずく
何もないならそれでいい
アイツとは他人のように接したらいいし
でも……
「やな天気…」
空は暗く厚い雲に被われていて
周りは変に薄暗い
まるで、これから起こる何かに対する警告ような
悲しい哀しい空
俺は車の窓からそんな空を見上げた
「一雨来るな…」
この嫌な予感が、当たらなけりゃいいんだけど…
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最近俺はどこか情緒不安定な気がする
イライラしたかと思えば
急に温かい気持ちになって
過去に足を引っ張られて
今有るもの全てを疑って
何も感じないはずの荒んだ心に小さな波が発つ
今日の撮影だって…憂鬱で仕方ない
まあ、Rainの撮影だからかもしれないけど…
「何か、さー」
今日ばかりは翔と陽も浮かない顔をしていた
いつもはウザいぐらいハイテンションなくせに
「嫌な予感がするんだよね」
翔の声に陽もうなずく
何もないならそれでいい
アイツとは他人のように接したらいいし
でも……
「やな天気…」
空は暗く厚い雲に被われていて
周りは変に薄暗い
まるで、これから起こる何かに対する警告ような
悲しい哀しい空
俺は車の窓からそんな空を見上げた
「一雨来るな…」
この嫌な予感が、当たらなけりゃいいんだけど…