大空の唄
絶望の唄 -AYANE-
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「…ね!絢音!!」
「わぁ!」
耳が裂けてしまいそうなほどの大声に驚いて後ろを振り返ると
そこにはしかめっ面をした美咲がいた
「わぁ!じゃないよ!
本当どうしたの?
最近四六時中ぼーっとしてるよ?」
「えっ!そ…そう?
最近疲れてるからかな?」
あはは~とごまかすように笑うと
美咲は余計に顔をしかめた
「悩みがあるなら言ってよね?」
「うん!大丈夫、ありがとう」
蒼空が姿を消してから今日でちょうど1週間が過ぎた。
急に姿を消すなんて…
蒼空のバカ…
連絡が取れなくなってから2、3日はたびたび蒼空のマンションに行ってみた
でも、そこに蒼空の姿はなくて…
メールも電話も返ってこなくて…
浮かんでくるのはネガティブな考えばかりで…
今はもう、連絡することさえも怖くなってしまっていた
「…ね!絢音!!」
「わぁ!」
耳が裂けてしまいそうなほどの大声に驚いて後ろを振り返ると
そこにはしかめっ面をした美咲がいた
「わぁ!じゃないよ!
本当どうしたの?
最近四六時中ぼーっとしてるよ?」
「えっ!そ…そう?
最近疲れてるからかな?」
あはは~とごまかすように笑うと
美咲は余計に顔をしかめた
「悩みがあるなら言ってよね?」
「うん!大丈夫、ありがとう」
蒼空が姿を消してから今日でちょうど1週間が過ぎた。
急に姿を消すなんて…
蒼空のバカ…
連絡が取れなくなってから2、3日はたびたび蒼空のマンションに行ってみた
でも、そこに蒼空の姿はなくて…
メールも電話も返ってこなくて…
浮かんでくるのはネガティブな考えばかりで…
今はもう、連絡することさえも怖くなってしまっていた