大空の唄




目を閉じ流れるような音の感覚を感じる


耳で、体で、そして心で…


そして大きく息を吸うと


ゆっくり目を開けた


俺の声もまた、空気の流れに乗ってこの空間に漂う


楽器の音と調和して1つになる


そうやって調和した音たちは風の流れともに誰かの耳に届く


理屈なんて分からない、分からないけど…


この瞬間、俺は一番自分らしくいられる気がするんだ




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