大空の唄
音は生き続ける-AYANE-
ずっと言えなかったさよならを
ずっと言いたかったありがとうを
あたしは抱えたまま大きくなって
あれでもない、これでもないと彷徨い歩いてきた
隣には常に幼き日の記憶があって、後悔と共存する日々
目を閉じるといろんなことを思い出した
夢を見ると私はいつだって幼い少女だった
だけど私は運が良くて、周りの人に恵まれていた
みんな孤独を抱えた私を優しく包み込んでくれて
たくさんの愛情を注いでくれた
愛情なんて知らなかった私に
たくさんの愛情を教えてくれた