大空の唄
音は伝える-SORA-
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いつもより少し大きなステージ裏
俺はイヤホンで好きな音楽を聴きながらいつものようにギターのチューニングをする
曲によってギターを変えるため4つ分のチューニングしなければならない
横では微調整の終わった陽がそわそわと歩き回っている
「おい陽!気になるからじっとしてろよ!」
俺は耐えきれずそう言って陽を睨む
「だぁーって!!」
陽はそう言ってより早く歩き始めた
「はぁ」
まじでガキかよコイツは
そう思っていると動く影が1つ増えた
「お前もかよ…」
そう言って頭を抱えると
「だって見ろよ!この人数!」
そう言って翔が近くにある液晶画面を指さす
液晶画面には会場全体が映し出されており、ステージ裏からも会場の様子がうかがえるようになっている
そこには今までにないほどの人人人…
「分かったから落ち着け」
俺だって緊張しないわけじゃない
だけど騒いだって何も変わらない
なら無駄な体力は使わずに本番に温存しておきたいというのが俺の考えだ
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いつもより少し大きなステージ裏
俺はイヤホンで好きな音楽を聴きながらいつものようにギターのチューニングをする
曲によってギターを変えるため4つ分のチューニングしなければならない
横では微調整の終わった陽がそわそわと歩き回っている
「おい陽!気になるからじっとしてろよ!」
俺は耐えきれずそう言って陽を睨む
「だぁーって!!」
陽はそう言ってより早く歩き始めた
「はぁ」
まじでガキかよコイツは
そう思っていると動く影が1つ増えた
「お前もかよ…」
そう言って頭を抱えると
「だって見ろよ!この人数!」
そう言って翔が近くにある液晶画面を指さす
液晶画面には会場全体が映し出されており、ステージ裏からも会場の様子がうかがえるようになっている
そこには今までにないほどの人人人…
「分かったから落ち着け」
俺だって緊張しないわけじゃない
だけど騒いだって何も変わらない
なら無駄な体力は使わずに本番に温存しておきたいというのが俺の考えだ