あたしをみて
「あたし、気になる人できたんだぁ。4組の小柴祐。」

「祐って、彼女いんぢゃん。」

「うん。でも気になる。」


ただ、これだけの会話だった・・・
あたしは、次の日に峻に屋上に呼び出されたのだ。


なにかな?
と思って行った。


「峻なに?」

「5万よこせ。」

「いきなり何なの?そういうくだらない事なら帰る。」

「春が祐好きだって皆に言うぞ。そしたら、面白いぞ。祐の彼女に知れたら…」
「峻の嘘だっていうもん。」
「祐の彼女は、俺の幼なじみだ。俺の事信じるよ。じゃあ、明日5万な。」

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