カウントダウン・パニック
風間の指示通り寺崎、赤羽、それから渡辺は爆弾が爆発するまでの残り時間を表示している画面を見る。
画面には“00:53:20:72”と表示されており、爆弾まで残り一時間も残っていない事がよく分かる。
「いいか、この画面だけ見れば爆発まであと一時間もない。だが、さっき確認をとったところによると終幕予定時刻はおよそ二十一時十分。それに加えてカーテンコールがある。しかも今回は少しでも爆発を遅らせるためにカーテンコールをギリギリまで延ばす予定だ。」
すると赤羽は少し考えてから意見する。
「あれ?そうすると爆発までの時間が足りませんね…。」
「どうしてですか?だって今が二十時二十分だから爆発はおよそ二十一時十五分…十分に終幕してその後カーテンコールするなら十分時間はあるじゃないですか。」
赤羽に自分の意見を主張する渡辺に対して赤羽はため息をついた。
「渡辺、オペラ見た事ある?カーテンコールって長いものだと結構時間かかるのよ?おまけに今回はわざと延ばすみたいだから五分なんかじゃ時間足りないのよ。」
「そっそうなんですか!?じゃあ犯人はどうするつもりなんでしょうか?」
画面には“00:53:20:72”と表示されており、爆弾まで残り一時間も残っていない事がよく分かる。
「いいか、この画面だけ見れば爆発まであと一時間もない。だが、さっき確認をとったところによると終幕予定時刻はおよそ二十一時十分。それに加えてカーテンコールがある。しかも今回は少しでも爆発を遅らせるためにカーテンコールをギリギリまで延ばす予定だ。」
すると赤羽は少し考えてから意見する。
「あれ?そうすると爆発までの時間が足りませんね…。」
「どうしてですか?だって今が二十時二十分だから爆発はおよそ二十一時十五分…十分に終幕してその後カーテンコールするなら十分時間はあるじゃないですか。」
赤羽に自分の意見を主張する渡辺に対して赤羽はため息をついた。
「渡辺、オペラ見た事ある?カーテンコールって長いものだと結構時間かかるのよ?おまけに今回はわざと延ばすみたいだから五分なんかじゃ時間足りないのよ。」
「そっそうなんですか!?じゃあ犯人はどうするつもりなんでしょうか?」