カウントダウン・パニック
20時43分06秒
再び三階客席
手元が隠れている人物を探していた赤羽と渡辺は互いに探し終えて今はチェックをするためにホールを出ている。
「それじゃあ、渡辺も六人だったのね?」
お互いチェックをした人物が同じ人数だった事を確認する。
「はい。この六人は皆膝に掛けた上着の下に手が入っていた人達です。」
「そう、私も同じよ。でもこの中に警部が注意するように言っていた久宝って人物は含まれてないのよね。それに直接この劇場や歌劇団とかに関係している人物もいないし。」
赤羽は藤森が予め劇場や歌劇団と関わりがあり、今回この公演に来ている人物をリストアップした紙を見ながら言う。
「でも手元が見えているからと言って一概に怪しくないなんて言えないわ。こうなったら警部の指示があるまで上で全員見張るわよ!」
「え!?全員ですか?」
「当たり前でしょ!そして怪しいの見つけ次第風間警部に連絡する!」
「…了解。」
赤羽と渡辺の両名は再び客席の扉の中へと入っていった。
再び三階客席
手元が隠れている人物を探していた赤羽と渡辺は互いに探し終えて今はチェックをするためにホールを出ている。
「それじゃあ、渡辺も六人だったのね?」
お互いチェックをした人物が同じ人数だった事を確認する。
「はい。この六人は皆膝に掛けた上着の下に手が入っていた人達です。」
「そう、私も同じよ。でもこの中に警部が注意するように言っていた久宝って人物は含まれてないのよね。それに直接この劇場や歌劇団とかに関係している人物もいないし。」
赤羽は藤森が予め劇場や歌劇団と関わりがあり、今回この公演に来ている人物をリストアップした紙を見ながら言う。
「でも手元が見えているからと言って一概に怪しくないなんて言えないわ。こうなったら警部の指示があるまで上で全員見張るわよ!」
「え!?全員ですか?」
「当たり前でしょ!そして怪しいの見つけ次第風間警部に連絡する!」
「…了解。」
赤羽と渡辺の両名は再び客席の扉の中へと入っていった。