カウントダウン・パニック
20時54分19秒
応接室
最悪なシナリオとなった場合どうするかと悩んでいた風間が応接室へと入ってきた。
「あっ、警部お疲れ様です。」
室内で爆弾を見張っていた刑事達と藤森は言葉を掛ける。
「うむ、皆もご苦労。」
そう言い、そのまま藤森のところに向かう。
「どうだ?」
「はい、やはり今日この会場にいる者で怪しいといえば久宝ぐらいしか…五年前の事件の関連性もイマイチ掴めませんし…」
未だにパソコンに指を走らせながら答える。
「そうか…一応今考えているのは、カーテンコール開始と同時に久宝を呼び出し任意動向させようと思う。幸い奴の座席は通路に面しているからな。」
風間の提案を藤森はパソコンを弄りながら黙って聴いた。
「正確な犯人が分からない以上仕方ありません。もしかすると当たり星かもしれませんし。」
爆弾を見ている刑事は風間と藤森のやり取りを見て徐々に不安に駆られていった。
「なぁ、もしかして本当にヤバくねーか?」
「あっああ、そうみたいだな…」
応接室
最悪なシナリオとなった場合どうするかと悩んでいた風間が応接室へと入ってきた。
「あっ、警部お疲れ様です。」
室内で爆弾を見張っていた刑事達と藤森は言葉を掛ける。
「うむ、皆もご苦労。」
そう言い、そのまま藤森のところに向かう。
「どうだ?」
「はい、やはり今日この会場にいる者で怪しいといえば久宝ぐらいしか…五年前の事件の関連性もイマイチ掴めませんし…」
未だにパソコンに指を走らせながら答える。
「そうか…一応今考えているのは、カーテンコール開始と同時に久宝を呼び出し任意動向させようと思う。幸い奴の座席は通路に面しているからな。」
風間の提案を藤森はパソコンを弄りながら黙って聴いた。
「正確な犯人が分からない以上仕方ありません。もしかすると当たり星かもしれませんし。」
爆弾を見ている刑事は風間と藤森のやり取りを見て徐々に不安に駆られていった。
「なぁ、もしかして本当にヤバくねーか?」
「あっああ、そうみたいだな…」