カウントダウン・パニック
刑事は軽く会釈をすると迷わず藤森のもとに駆け寄る。
「藤森警部補、例の手紙発見しました!」
「ああ、ご苦労だったな。」
藤森に手紙を渡すと刑事は敬礼し部屋をあとにした。
封筒に“ヘルマンへ”と書かれた手紙は白い紙が少し黄ばんでいたものの、しっかり保管されていたらしく物としては綺麗な状態である。
封筒の封を見るとまだ開封されていない。
藤森は手紙にすみませんと心で言うとまだ読まれていない手紙の封を開け中身を拝読しだした。
手紙を読み始めてから暫くして。
「えっ…?」
手紙の内容に藤森は眼を大きく見開いた。
手紙を読むスピードが上がる。
「うそだろ?だとしたら……まさか!?」
手紙を読み終えた藤森は急いで先ほどのパソコンのユーザー辞書を開く。
そして生唾を飲んだ。
「何てことだ…」
「藤森!?どうしたんだ!何が分かったんだ!?」
風間はパソコン画面を見ながら固まっている藤森の肩を揺らす。
「警部、今回の星は久宝ではありません。星は――!」
「藤森警部補、例の手紙発見しました!」
「ああ、ご苦労だったな。」
藤森に手紙を渡すと刑事は敬礼し部屋をあとにした。
封筒に“ヘルマンへ”と書かれた手紙は白い紙が少し黄ばんでいたものの、しっかり保管されていたらしく物としては綺麗な状態である。
封筒の封を見るとまだ開封されていない。
藤森は手紙にすみませんと心で言うとまだ読まれていない手紙の封を開け中身を拝読しだした。
手紙を読み始めてから暫くして。
「えっ…?」
手紙の内容に藤森は眼を大きく見開いた。
手紙を読むスピードが上がる。
「うそだろ?だとしたら……まさか!?」
手紙を読み終えた藤森は急いで先ほどのパソコンのユーザー辞書を開く。
そして生唾を飲んだ。
「何てことだ…」
「藤森!?どうしたんだ!何が分かったんだ!?」
風間はパソコン画面を見ながら固まっている藤森の肩を揺らす。
「警部、今回の星は久宝ではありません。星は――!」