カウントダウン・パニック
21時07分45秒
三階客席
「そろそろ第三幕も終わるわね…。」
オペラグラスで客席をずっと見ていた赤羽と渡辺であったが結局めぼしい人物が見つけられず、終幕を迎えようとしていた。
「警部からの連絡もないし、このままじゃ…」
するとその時赤羽の携帯のバイブがポケットの中で震え上がった。
それを取り出し確認する。
「あっ、警部補からだ。」
「えっ!?」
赤羽の呟きに渡辺は大きく反応する。
「えっと“星は――。至急客席を確認し座席番号を送信しろ”。」
「本当ですか!?でも顔が…」
渡辺が困った顔をしていると赤羽は急に渡辺の目の前に携帯を突きつけた。
「ほら、これ。警部補が画像送ってきたからそれ覚えてすぐ前から探しなさい!」
そう言って赤羽は携帯から手を離し早速後ろ側から探し始めた。
「さすが警部補!」
渡辺も渡された携帯の画像を即座に記憶すると前側から探しだした。
三階客席
「そろそろ第三幕も終わるわね…。」
オペラグラスで客席をずっと見ていた赤羽と渡辺であったが結局めぼしい人物が見つけられず、終幕を迎えようとしていた。
「警部からの連絡もないし、このままじゃ…」
するとその時赤羽の携帯のバイブがポケットの中で震え上がった。
それを取り出し確認する。
「あっ、警部補からだ。」
「えっ!?」
赤羽の呟きに渡辺は大きく反応する。
「えっと“星は――。至急客席を確認し座席番号を送信しろ”。」
「本当ですか!?でも顔が…」
渡辺が困った顔をしていると赤羽は急に渡辺の目の前に携帯を突きつけた。
「ほら、これ。警部補が画像送ってきたからそれ覚えてすぐ前から探しなさい!」
そう言って赤羽は携帯から手を離し早速後ろ側から探し始めた。
「さすが警部補!」
渡辺も渡された携帯の画像を即座に記憶すると前側から探しだした。