カウントダウン・パニック
17時41分12秒
赤羽と渡辺、それから寺崎が応接室に止まり爆弾解除を試みることになった。
回収された爆弾は全部で三つ。
表示されているのはそれぞれ“W”“V”“B”である。
「このアルファベットが解除に必要な単語の頭文字って訳か…」
「規則性がある…訳ではなさそうね。」
渡辺と赤羽は表示されているアルファベットを見ながら言う。
「ヒントがこれだけじゃな…。」
寺崎は頭を抱える。
「ヒントと言うと犯人からの最後の電話でも言ってましたよね。えーと…」
「『急がないと主役は己の数字に喰われますよ?彼等は自らの場所でその時を待っています。』でしょ?」
渡辺が思い出そうとしていると間髪を入れずに赤羽が言う。
「でもそれだけじゃ全然意味が分からないよな。それに警部が言う『爆弾がカウントして爆発する』というのも、本当にそういう解釈でいいのか定かではないしな。」
寺崎は風間が言った事を思い出しながら言う。
「それもそうよね…」
三人は爆弾と睨み合い考え込んだ。
赤羽と渡辺、それから寺崎が応接室に止まり爆弾解除を試みることになった。
回収された爆弾は全部で三つ。
表示されているのはそれぞれ“W”“V”“B”である。
「このアルファベットが解除に必要な単語の頭文字って訳か…」
「規則性がある…訳ではなさそうね。」
渡辺と赤羽は表示されているアルファベットを見ながら言う。
「ヒントがこれだけじゃな…。」
寺崎は頭を抱える。
「ヒントと言うと犯人からの最後の電話でも言ってましたよね。えーと…」
「『急がないと主役は己の数字に喰われますよ?彼等は自らの場所でその時を待っています。』でしょ?」
渡辺が思い出そうとしていると間髪を入れずに赤羽が言う。
「でもそれだけじゃ全然意味が分からないよな。それに警部が言う『爆弾がカウントして爆発する』というのも、本当にそういう解釈でいいのか定かではないしな。」
寺崎は風間が言った事を思い出しながら言う。
「それもそうよね…」
三人は爆弾と睨み合い考え込んだ。