カウントダウン・パニック
18時47分36秒



応接室の三人は相変わらず頭を悩ませていた。


「よく考えてみたら単語といっても何語の単語なのか分からないですよね。」


渡辺の一言に二人ははっとする。


「たっ確かに…。単語なんて言うからてっきり英語で考えていたけど、もしかしたらフランス語かもしれないしイタリア語の可能性もあるな…」

「最悪だわ…全然検討がつかない。」


三人はその場で頭を抱え込んでしまった。


「でももし犯人が解除させる気がないならこんな手の込んだ爆弾は作らないはずよ!絶対ヒントの中に答えがあるわよ!」


赤羽は爆弾を見る。


「ここで私たち警察が諦めればこの劇場にいる人たちはみんな助からない。そんなの絶対いやよ!」

「そうだな。」

「そうですね!」


三人は気を取り直し再び解除を試みる。
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