姫のような王子様
いつものようにアラームが鳴る。
あぁ。
起きなきゃ。
アラームを止めて下に降りる。
いつものように支度をして家を出る。
足が自然と重くなってくる。
学校行きたくないな。
そんなことを思っていても足が動いてるから学校に着くわけで。
偶然大石君と下駄箱で会った。
「あ。はよ☆」
あ。
意外と普通。
私が変に意識しすぎ?
「おはよ。あのさッ!昨日の返事!!」
「うん。」
大石君もこっちをじっと見つめる。