姫のような王子様






好きじゃなくて大好き。」






羅夢はまた泣いた。




こんなに泣かせるために言ったんじゃないのに。


俺は羅夢の泣き顔を見て終わるんだ。



この恋が。



1日か。


メッチャ短いな。



「・・・・・きだよ。」




またなんか羅夢は言っていた。




「本当に?悴・・・・。うちも好きぃ。大好きーー!!!」




羅夢はそう言って号泣した。



え・・・・・。



ちょっと号泣してる羅夢を放置して、頭の中では言葉がリピートされている。




うちも好き。大好きーーー!


大好きーーー!!


大好きーーーー。




ええええええ?!







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