姫のような王子様
・・・・・・・・・・。
思わず私の思考回路が急停止した。
「はぁ!?え・・・・・ってか!!!」
私があからさま動揺してると悴が近づいて来た。
そして、私のほっぺに軽くキスをした。
「え?えぇ?!」
自分でもほっぺたが赤くなるのが分かるくらい顔が熱い。
「やっと黙った。バラしたら次は口だからね♪」
悴は、そう言い残して去った。
え?
ホントに何?!
悴は可愛いし女の子みたいなのに、どうしよう・・・・・・・。
・・・・・・・・ドキドキするよ。
とりあえず熟したリンゴの様な顔を見られるのは恥ずかしいから顔を洗いに廊下に出る。
キュッ
水道の水は春なのに氷水みたいに冷たかった。
でもそのくらい冷たくないと、顔が冷えないと思い、おもいきって洗った。
そうすると1人の女の子が来た。