姫のような王子様
大石君には迷惑ってわかってる。
でも、ちょとだけ。
ちょっとだけそばにいてほしい。
「ごめ・・・ん。少し・・だけッだから。」
「うん。」
大石君は頭をポンポン叩いてくれた。
自然と泣きやみ、大石君に話した。
「そりゃキツイわな。」
「うん。もう、戻ることってできないよね。」
「それはまだわからなくね?」
「え?」
大石君にまだわからないって言われてちょっとビックリしたけど、
なんか、ちょっとだけ希望が見えた。
ありがとう。
大石君。