【短】-年の差恋愛-2
「だったら、高校の奴らと遊べばいいんじゃねーの?」
「分かんないかなぁ~??私は彩人くんだから誘ったのに…」
口をアヒルにして、拗ねたように言ってみる。
そう言うと、彩人くんは顔を真っ赤にしてそっぽを向いてしまった。
「し、仕方ねぇなっ…!」
…耳まで真っ赤
「ありがとー!彩人くん大好きー!!」
そう言って、私は彩人くんに抱きついた。
「うぐっ…そーいう事恥ずかしいから言うな!」
と、私達がジャレついて(?)いると、
「うわっ鈴原が女子高生とイチャこいてる!!」
彩人くんと同じ制服を着た、小学生たちが公園の入り口で叫んだ。
「…彩人くんのお友達?」
そう私が聞くと、彩人くんは嫌な顔した。