bat and angel ~恋するヴァンパイア~
3年生の教室は1階にあるため階段を上がっていると上から小林先生が下りて来た。


小林先生は数学の先生である。


(A組は1時間目数学かぁ~。)


「あっ!!柊さん。」


「はい?」


突然先生に呼ばれた為、脈は早くなっていた。


「放課後校長室に来て。」


「えっ!?...はい。」


先生はそれだけを伝えるとA組の教室へと向かって行った。


(校長室!?)


「樹里。校長室に呼ばれるほど悪い事したの?」


「いやいや!!そんなことしてないからっ!!多分...。」


「まぁ。とりあえず理科の先生呼びに行こう。」


「うん...。」


そして、あっという間に一日の授業は終わってしまった。

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