初恋日記
冬夜:「お前さぁ、わざと俺のコト無視してない?」
はっいけない!
玲:「な、何冬夜」
冬夜:「どうした?お前。まぁいいや。てゆうか数学のノート貸してよ。」
玲:「あぁ、うん。いいよ。」
いつも冷たい冬夜・・・。でも、そんな冬夜は私にだけは、笑ってくれる。
いつも無口な冬夜・・・。でも、そんな冬夜は私にだけは、話しかけてくれる。
ほとんど誰とも喋らないのに、私とだけは、普段では想像すら出来ないくらい話かけてくれる。誰にも見せないキャラを見せてくれる。そんな彼の横顔にも私は弱い。
この人はどうして、皆とは、喋んないのに私とだけよくしゃべるんだろう・・・。そんな小さなかわいい疑問。よく皆にも聞かれる。本当は心のどこかで、この答えを知っているんだろう。こんな、感じで自問自答して、喜んでるアタシがそこにいた。



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