詩色-ウタイロ-


早いよ



早すぎて着いていけない



久しぶりに会った君への大好き



止まらないよ



どんどん溢れてくるこの気持ちどうすればいい?



もっと躊躇ってよ



何で君はそんなに強いの?



もっとあたしを求めてよ



やり場のない君へのこの気持ちを貰ってよ



2人引き裂く雑音が流れる



「宇宙一大好きだよ」



呟いた君は電車という箱に飛び乗って



風のように去っていったんだ



どんどんフェードアウトしていく君



残ったのは体を叩きつける強い風だけ?


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