流れ星に願ったのは君との両想いの夢
おかしいよ・・・。
気持ちが不安定なまま
柚のいるところへ


「どうしたの?顔色悪いよ?」

「私って学校で一番に可愛いの?」



もう泣きそう・・・


ぐっと我慢してまた盛りつけに入った。
でもそれはにじんでて
上手く盛りつけられない。


「そうに決まってるよ?
私が認知するほど可愛すぎる?」

「本当に?修が言ってたから嘘だと思えちゃって。」

「修が言うなら尚更でしょ!」


柚は柚なりに私が泣いているのを知っているから
私の方を向かなかった。


「そうかな・・・?」

「気になるの?修のこと。」

「かも・・・知れない
でも学校で一番とか嘘だよ!だって桜、可愛くない」

「桜、どうかしちゃったの?桜に勝てる人なんていないよむしろ修とお似合いなくらい桜は一番可愛い!」


声の質で高めな自信ある言葉・・・。信じていいのかな?


余計に涙がでる。



微かに見えていた料理の品物も全然見えない・・・。



「なんで泣いてんの?」




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