流れ星に願ったのは君との両想いの夢


声のする方をみると、
修がいた。



泣いているから、すぐさま
盛りつけした料理に目を戻す・・・。



「俺がどうした?なんか
怖いことでもあるの?」



私のところへ歩みより
私の髪を撫でる
とても優しい手つきで



「ん?言って、俺が原因?」


「可愛いって嘘なんでしょ?・・・」



「それで泣いてんの?」



修の顔を伺いたくて、
上を見上げた



「うん・・・だって嘘に
聞こえたから・・・。」



修は顔を傾け、目を細める



「嘘じゃないよ?
安心して」



私の視界が何かに塞がれ
おでこに柔らかいものが
あたる・・・・。




「えっ?えっ?」

「仕事終わったら一緒に回ろうな?」



やっと視界が一瞬なくなったのは、修の手のせいだって
わかった。



今日はやけに優しい・・・。


それは心配するような眼で
私をみていた気がする。



修は外で待っているらしい・・・。



窓から少し、修が見え隠れする・・・。



こうみるとルックスもいい



早く仕事終わらせなきゃ!
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