流れ星に願ったのは君との両想いの夢
修side


周りはざわざわうるさい
本当に耳が壊れるほど


「計画係は今日は楽しめ!」

「わかってますよ先生、
それくらい」



冗談混じりで先生に返した
まあ半分呆れた感じで言った。


何かを思い出すように
先生は学校内に入っていった。


「つかどこ行く?」



桜はさっきまで去っていく
先生の方をみていたせいか
俺の声を突然聞いたから
肩が上がってる。


ククっ俺は喉で笑った


「えっ?柚と私はサマーハウスで仕事・・・。」


あっそっかそのことをすっかり忘れてた


「じゃ俺もそこ行く」

「いっいいよ、修は楽しんで他の屋台見てきてよ!」


両手を前にだして左右にふる桜


「俺が行きたいから」


心配をかけさせないように、桜の頭を優しく撫でた


「じゃあいいけど」


別に本当は行きたいから
じゃない



他の理由がある
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