流れ星に願ったのは君との両想いの夢
突然の柚の提案で光が
案内しとくれたのは
花火会場



それにしてもでかいなあ
この学校こんなにも土地面積広かったんだあ



「ちょっと!桜桜!
光のパパさんやばいよっ」


柚に共感したいと思い
花火打ち上げを準備している人たち全員を見渡すと
一人だけスポットライトに
照らされたような人がいた



「ほんとだ…同じ服をきてても、顔が…良すぎるね!」


「もう35歳だよ?」



35は若いよ!だって光が
今16だから、19歳のときの
子供かあ…



あんなお父さんだから
光みたいな子が生まれるんだあ



改めて光の顔見ると
イケメンだなって実感した



「ん?桜ちゃん、俺なんか
ついてる?」


「ううん!つっついてないよ?」



そんなにみてたかな?



なんか横から怖い視線が
くるのは気のせいかな
多分不良がいるのかも…
でもちがうような




「あって話してみる?」

「いいのか?邪魔に…。」


「大丈夫、あと30分で
始まるから今は休憩だよ」



光のお父さんの方を
みると、働いてる



これ…休憩っていうのかな?

光も何か気を使って
いるのかな



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