流れ星に願ったのは君との両想いの夢
花火が終わり、みんな
夏祭りが終わったことに
悲しんでいるみたいだ。



みんなが話している最中
桜はさりげなく抜け出した



どうしたんだ?



「あー終わりかー、夏祭りも…次は文化祭だな。」


「憂は誰と一緒に回るの?」
「決まってないけど、柚がいい!」


「本当に?」


「ああ、」



両思いじゃねーの、これ
柚はみるからに美人だし
憂はイケメンだ



似合いすぎる



「ヒューいいね、お二人さん!」


手を口元にあて、光が
子供っぽいことしてる。


そういえば、光の父さん怖かったな…。


迫力が…。



「修…桜ちゃん、どっかいったよ?追いかけなくていいの?」



こいつ、俺の気持ち知ってるな…。


「そうだ!修は桜に付き添うべきだ!」



こいつもか…、



でも桜がどう思ってるのか
知らない。


きっと苛めすぎてるから
嫌いだろうな…。



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