流れ星に願ったのは君との両想いの夢
桜side


結局出口にでられても
良かった事実は



濃厚な奴じゃなくても
良かったということ



「桜ちゃん…可哀想に
しかたないか修、Sだし」

「あんなキスわざとなんて
最低だよ!」

「あんなキス?どんな?」


またこの余裕な感じが
ムカつく!



憂たちはジュースが入った
袋を持ってきてくれた



「ありがと」

「桜…隠れルートなんて
普通入らないぞ」



気になって仕方なく…
入ってしまったとは言えない


「お子さまちゃんは迷子になるしな」

「お子さまじゃないよ!」



上から目線なことをいいながらジュースを取ってあけて
飲んでる



私もつられるように
ジュースを選んで飲み干した


「みんなー乾杯!」



ごめん…光飲んじゃった



飲み干した空き缶をみて
しょんぼり肩を下げた



「桜ちゃん…俺の飲む?」

「うん…ありがと」



ブドウジュースだ



これで私もみんなで
終われた!って気分を
味わえた!



本当に楽しかったな


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