流れ星に願ったのは君との両想いの夢
桜side

やばいです。




修君が屋上にさぼりに
いった次の休み時間。




男の子に囲まれてます。




逃げたいけど怖い人もいれば優しい人もいる
たぶん目の前は怖い人。




「名前は?」




とか聞いてくる
視線こっちだから上手く
答えられない。




一人の男の子は、



「ねぇ好きな人いる? 」

「いないよ?」

「じゃあ俺と付き合う?」




その周りの男の子たちは
なんか殴りあってる。

教室のドアをあける音がしたから
その音が聞こえる方へ目をやった。




だるそうな顔した
修君だった。




ぅーんみてるのに。




まったく気付いてくれない。




気付いてぇ!








< 16 / 270 >

この作品をシェア

pagetop