流れ星に願ったのは君との両想いの夢
「本当にお前それ好きだな」


結局自分の欲に負けて…
来ちゃいました



えへいいもん



「あいしゅー頂戴!」

「俺の食い指しだけどいい?」



冷蔵庫からがさがさ探って
言った



本当だ…一口、虫食いになってる



修が持ってきて今目の前に
あるあいしゅ



「修の食べ指しなんか食べれない…」

「へえ?光のはよかったのにな」



眉間に少し寄ったけど
怖いよ、恐ろしい




「でもあれは…」



修がだんだん追い詰めるから壁にぶつかってしまった



「逃げれねぇな」



右にあがる綺麗な唇
天使なのか悪魔なのかわからない



ぼうっとしてると、修の右手が壁についてる



「食べるよな?」

「うん…」



脅迫だよ…壁だと修、キスしちゃうもん



修のかじったところに
もう1つ大きくなった



だってちがうところたべようとしたら睨まれたから



修のところしか食べてない



「おいしー」

「食べさせたお礼として
なんかしろよ」




またへんなお願いだよ
命令系ばっかり



「変な想像してる?」

「しっしてない」

「噛んでるけど?」



わかりやすい?修はすごい
なんでも見破る



「何すればいいかわかんない」

「一緒に買い物しろ」

「えー暇じゃないもん」

「お礼するっていった」




近くにあるソファーに座って上目使いの修



不覚にも可愛いって思ってしまう



「わかったよ」




あいしゅ…我慢すればよかったな



だけど修と二人なんて
なんだか嬉しいかも



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