流れ星に願ったのは君との両想いの夢
一旦自分の部屋に戻ってから俺の机にプリントを広げた



「多いだろ……」


「だって、嫌いだもん苦手だもん」




プリントとにらめっこしてる


ウケる、俺はこらえるのに
必死




「まずは、社会」


「社会は暗記じゃありませーん!」


「は?暗記だろ」



手取り足取り、1時間教えた



「わかったあ、嬉しい!」




まだあと、けっこうあるけどこんな笑顔…俺にはめったにねぇーからな




「あと、30ページもあんのか!」



厚さがはんぱないくらい
ある…。




寝れねぇよ、これは



普通…夏祭りのあととか
寝るだけなのに




桜に振り回されてる



あとで絶対に、攻めてやる



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