流れ星に願ったのは君との両想いの夢
「終わりー」



校長先生の話なんか長すぎてみんな終わったあと




愚痴りたいほうだい




「長いよ校長…」

「蹴飛ばそうか校長」




憂と光がキレてる



「落ち着いて!成績帰ってくるから、ね?」





舌打ちだけで終わったけど




先生がきても光は




「おい、校長の話なげえよ?」


「すいませんでしたー」





おどおどしながら、光に
成績表を渡してる






可愛そうに、こんなクラスもって。




「桜ちゃん、次だよ?もし成績悪かったら俺に言って?」

「うん、ありがと」


「止めさせるから」





態度違いすぎて、怖いなあ




「ありがとうございます」




成績表を開けると…




やばいよ、これは
修がチラッてみて鼻で笑った




もう!なんなの。




「桜ちゃんどうだった?」

「悪かった…。」

「先生、成績の付け方間違ってるよ?」





許して、先生




私だっていい大学に行きたいんです!




「いや、的確な付け方だ」

「いいから、作り直せや」

「無理……と、思われるんですが。」





先生、もう泣きそうだよ




それなのに、柚と修は笑ってる。



この二人は、見ちゃいけない!




「桜ちゃん、かわいそうだろうが」


「わかりました、作り直します」




光を怒らしちゃだめだ




「良かったね、桜ちゃん」

「ありがと」





頭を撫でるの癖って前に言ってたなあ。




光に頭撫でられて放心状態




光は私たちと
出会わなかったら多分不良だね。




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