流れ星に願ったのは君との両想いの夢
「桜ー機嫌直せよ」




修にこうやっていつも優しい言葉に騙されてる私…




「…いいよ、もう」





あっ!買い物はいつするんだろ



機嫌なんてすっかり忘れてしまう私。




「買いものっていついくの?」


「うーん、近々」


「早めに終わらせたいな」


「そんなに早く済ませたいの?」





怒ってる?





眉がよって、修に囲まれ
顔が……近い





あとずさりできないな、壁だし




「そんなことないよ」


「そっか、なら許すよ」





良かった……なんかされるのかと、




ほっとして、胸を撫で下ろした




「アイス、買ってく?」

「あいしゅー!?食べる食べる!修、いいところある!」

「待ってろな」




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