流れ星に願ったのは君との両想いの夢
はい…先生に怒られてる私…理由は数学がわかんないから



「…すいません」

「何度言ったらわかる」

「…いひゃい」

「おい!!」




さっきまで黙っていた光が鬼のような顔で私たちに向かってくる




「何…殴ってんだよ?」

「こいつがわかんないからだ!」

「俺のに何してくれんだ」




光の!?妹ですから〜
お兄ちゃんやっちゃって!!




「…すいません」




いつも光には誰も勝てない先生方…




いつも私のことで先生を怒ってる光




「…ありがと!!光」

「気にしないで?痛くない?」




ややたんこぶができたところを撫でてきた光




うんうん、修もこの優しさを見習ってほしいよ




「もう行くぞ」




不意に聞こえてきた修の声、あっまた会議か




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