流れ星に願ったのは君との両想いの夢
桜side

予感が的中してしまった




苺雨 梅がきてしまった




いやだいやだ



姉は私の座っているところにきて



その後につづいて、お母さんも義理のお父さんもきていた



「ふーん幸せそうな顔しちゃって、」

ぼそっと後ろのお母さんと義理のお父さんに聞こえない
ように言った。




「私が頼んで来てくれたの、感謝することよ?」




私はもう家族のだれも愛されてないことがわかった




「いやいや来てるのよ?二人とも」

「どうして、お母さんと話をさせて!」

「いいわよ?別に」

「ねぇ?お母さん、私のこと愛してくれてる?」




泣きながらすがりついた




どうか嘘でもいいから、当然でしょっ実の娘ですものっていって!
お願いだから




「何いってるの?本当はこんなこと来たくなかったの
 
  あーああんたなんか産まなきゃよかった」

もう、お願い・・・最後、実の娘っていって




「ねぇ?私はお母さんの実の娘だよね?」

「何いってるの?実の娘はこの苺雨 梅よ?」

待って…もうやだ




私が崩れそうになったときこの苺雨 梅はとどめをさした




「誰もあんたのこと愛してはないし、それともう1つ」

「これから一人暮らししてくれない?」

「資金はこちらから出すから、」




そういって私の母親までいった・・・。




満足にそうに、「用はこれだけ、来てやっただけでも感謝しな?」


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