流れ星に願ったのは君との両想いの夢
桜side

「そんなわけないっ夏祭りのことで話があるの!」

床が壊れそうな勢いで修のところへ足を運ばせた

「なんか、不満あるの?」

優しい口調でいっても騙されないっ

「なんで修の係を私がやらなきゃいけないの?」

「いやなの?」

どこか頭撃ったの?
やけに優しくて寒気がっ

「いやだから、ここちきたの」

「じゃあ選択、この前のキスをするか、係をするか」

いきなり低い声になった。

選択とかいって、自分にどっちとも有利だよ、、、。

「そんなっずるい!」

何?修がどんどん近づいてくる。

もう顔が真ん前、
卑怯、、、。

「待ってよっそんなの卑怯!」

「あっそ、ならキスでいいんだ?」

うぅ、数センチしか距離が
残っていなかったから

「わっわかったから、
どいて」

修は私の頬に触れていた手をのけた。

「何がわかったの?」

修はSだ、知ってるくせに
その証拠に口の右端が上に上がっていた。

「夏祭りの係やるから・・・。」

悔しいっ!


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